VBAによる仮想通貨ビットコイン自動売買入門

仮想通貨の売買ができる取引所


仮想通貨の取引を始めるには

ビットコインをはじめとする仮想通貨を扱う取引所は数多くあります。

前述したNEM不正送金で有名になってしまったコインチェックのほか、有力なところではbitFlyer(ビットフライヤー)、またGMOコイン、2018年から取引所事業に参入したDMM Bitcoinなど、他業種から参入してきた取引所もあります。

海外の取引所を利用することもできますが、コインチェック事件を踏まえた上で安全性を考えるのであれば国内で仮想通貨交換業者として登録された取引所を利用するのが良いでしょう。

ちなみに、コインチェックは仮想通貨交換業者として未登録状態でした。

にもかかわらず多くの利用者を集め、ビットコイン取引といえばコインチェックという利用者も多かったのですから、いかに参加者の仮想通貨取引所の利用に対するリスク意識が低かったかということが分かります。

仮想通貨にはビットコイン以外に数多くの仮想通貨が存在し、取引所によって取り扱うコインの種類が異なります。

また、同一コインでも取引所によって手数料や販売価格が異なることがあるため注意が必要です。

仮想通貨は異なる取引所間でも簡単に(手数料はかかりますが)送金できますから、いざというときの臨機応変な対応を可能にするためにも複数の取引所に口座を開設しておくと便利です。


仮想通貨取引所(仮想通貨交換業者登録済み)の紹介

ここではいくつかの仮想通貨取引所を挙げておきます。

業者によって特色があるため、利用者の評判を含めてよく検討してみてください。

未登録業者(みなし交換業者)を絶対に使ってはいけないということではありませんので、自分で納得できる判断により選択するのが良いでしょう。

ただし、当サイトではビットフライヤーのAPIを利用したVBAのプログラムを扱うため、ビットフライヤーのアカウントを作成しておくことをまずはおすすめします。


bitbank
bitbank
関東財務局長第00004号(平成29年9月29日登録)
bitbankはマイナス手数料キャンペーンでも有名ですが、仮想通貨を貸して(預けて)、最大年率5%の仮想通貨を受け取ることができるサービスも行っており、長期的な投資にも利用するメリットがある取引所です。
取引用のAPIも充実しており、自動売買を行いたい場合には優先して口座を作ることをおすすめします。

QUOINEX
QUOINEX
関東財務局長第00002号(平成29年9月29日登録)
QUOINEXは2018年2月現在で、全ての仮想通貨を100%コールドウォレットで管理するという日本で唯一の取引所です。
出金の際にも意図しない出金を未然に防止するシステムを備えており、セキュリティ面で信頼性が高い取引所といえます。
逆に言えばチェックの少ない取引所に比べると出金に時間がかかってしまうわけですが、安心して資産を預けることができるのが重要であることはコインチェック事件で証明されています。
取引に関しても他の取引所と比較して断然快適に動作するスマホアプリは利用者の評価が特に高いポイントです。
QUOINEXは2018年9月4日、Liquidに名称変更しリニューアルしました。

株式会社bitFlyer
bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で
関東財務局長第00003号(平成29年9月29日登録)
資本、規模の面から国内では最も安定した取引所です。海外における仮想通貨取引事業も運営してします。
レバレッジ取引ができるbitFlyer Ligthtningなど、幅広いニーズに合わせた取引スタイルを提供しています。
定期的に手数料無料などのキャンペーンも実施されており、仮想通貨取引を始める場合に最初に口座開設すべき(※私見)取引所です。
モナコインやLISKの取り扱いがあるのが特徴ですが、一方で人気のあるアルトコインであるXRP(リップル)の取り扱いはありません(※2018年2月現在)。

ビットトレード
ビットトレードは2019年1月18日をもってサービスを終了しています。
関東財務局長第00007号(平成29年9月29日登録)
ビットコインをはじめリップルやモナコイン、ライトコインといった主要な仮想通貨の取引を行うことができます。
FXトレード・フィナンシャルの関連会社であり、FXの取引所運営に関するノウハウに強みがあります。

GMOコイン株式会社
GMOコイン株式会社
関東財務局長第00006号(平成29年9月29日登録)
GMOクリック証券を運営しているGMOインターネットグループの取引所であり、金融証券取引事業における経験においてその他の取引所に対して優位性があり、アプリの操作性にも定評があります。
bitFlyerでは取り扱っていない(※2018年2月現在)XRP(リップル)の取引を行うことができます。
2018年3月に金融庁による業務改善命令を受けています。

BITPOINT
関東財務局長第00009号(平成29年9月29日登録)
主な仮想通貨取引所の中で資本金額No.1を謳っています。
ビットコインの売買手数料、送受金手数料が無料です。

アカウントとパスワードの管理には注意

登録・未登録を問わず全ての取引所についていえることですが、アカウントやパスワードの管理は重要です。

安易な使いまわしは避け、できる限り厳重に取り扱うことを心がけてください。

誰かの目に触れる可能性のあるメモを残したり、プログラムのソースコード中に暗号化していないパスワードやアカウントを直接記述することは大きなリスクです。

仮想通貨取引のリスク

取引における基本戦略の検討